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ブログ移行します

ブログ移住しようと思います。
理由ですが、前の記事書いた時に編集しづらいと感じたためです。
当分記事は残しますが、そのうち消すかもしれないです。

新ブログ→ 9's factory

コンゴトモヨロシクお願いします。
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「レゾナンス上げたフィルタをサチらせた音」


ツイッターで呟いた表題の言葉に対してちょっと反応があったので詳しく書いてみる。
内容は「この用語ってぶっちゃけ何」になります。
初学者向けだと思います。

シンセサイザーってツマミがいっぱいあって怖いじゃないですか。
そういう人が沼にハマってくれたら嬉しいと思って書きました。
それではどうぞ。


「スペクトル(アナライザ)」ってぶっちゃけ何

低い音が鳴っていれば左のほうがピコピコして
高い音が鳴っていれば右のほうがピコピコする
同時に鳴れば同時にピコピコするもの
以上。


-----詳細-----

前提
・音は波だ
・波には揺れる速さ(周波数)がある
まあこれは良いでしょう。

次がちょっと簡単には行かないんだけど、
・どんな音でも周波数成分の足し合わせで表せるはずだ
これが成り立ちます。
※詳しくは「フーリエ変換」でググッてね。

「鳴っている音を周波数で切り分けて表示したもの」
が「スペクトル(スペクトラム)アナライザ」と呼ばれます。

それをすごいザックリバッサリ言うと
低い音が鳴っていれば左のほうがピコピコして
高い音が鳴っていれば右のほうがピコピコする
同時に鳴れば同時にピコピコする
ってことです。


「フィルタ」ってぶっちゃけ何

いっぱいピコピコしてるやつの「邪魔な所を切り落とす」マッシーン
使うと音がこもったり、スカスカになったりします。
以上。


-----詳細-----

音が周波数成分で表せるなら、
・周波数に従って音色を操作する事ができる
はずです。

DTMやってるとよく聞く、基本的なフィルタには
LPF(低いのを通す)
HPF(高いのを通す)
BPF(ある幅を通す)
ってのがあります。

原理は大体一緒(目的が違うだけ)なので
ではLPFについて考えましょう
LPFは「ローパスフィルター」の略です
ローがパス、低いのを通す! 簡単!

じゃあ
どれくらい低いとそのまま通って
どれくらい高いと音が消えるの?
↑これを決めているのが
Cutoff Frequency
などのツマミです。


では実際に見て・聞いてみましょう


初めは雑音、ホワイトノイズです。
「全部の周波数を全部同じくらい持ってる」やつです。
ぶっちゃけ「よく聞くと低い音から高い音まで混ざって聞こえますね」
それだけです。

ホワイトノイズ
音声



サッー! サッー! サッー! サッー!


スペクトルで見るとびっくりするほど平坦ですね。
「全部の高さの音が出てるから全部ピコピコしてます」

2016-01-14_233749.png


波形もぐちゃぐちゃ(ランダム)です。

2016-01-14_233900.png


ローパスフィルタをかけてみよう

高い音を切り落とすって言うけど、実際どんなもんだろう

カットオフ周波数を動かした音
音声



こんなもんです。つまらん

それを一箇所ちょっとだけいじるとこうなります
音声




お、何か美味しそうな音が聞こえてきたぞ?
図で見よう
そう、基本的フィルタはスペクトルを辻斬りするのです。結果周波数に崖ができます。

2016-01-14_234104.png


波形も心なしか丸くなってますね。高周波のイガイガが取れた状態です。
※高い音は揺れる時間が短いので波形のイガイガ成分になります

2016-01-14_234116.png


新概念「レゾナンス」


ここでお気づきになった方もおられると思いますが、上のスペクトル画像、ちょっと崖の上がポニョっとしてませんか。
このポニョの大きさ・強さを「レゾナンス」と呼びます。

2016-01-14_234104_draw.png


もう一度さっきの音声を聞いてみましょう。

ポニョなし
音声




ポニョあり
音声




ポニョすげー
再度言いますが、このポニョが「レゾナンス」です。


「サチュレーション」ってぶっちゃけ何

「音がデカくなりすぎて割れました」
以上。

この世にある歪み系エフェクタってのは
中開けてみれば大体この原理です。

大きくしすぎて壊れた音ってジャキジャキしてかっこ良くね?
私もそう思います。

ひとまずさっきの音声にかけてみましょう

サチュレーション(音量注意)
音声




ビキビキ来てますねー。

図を見ると
「高周波成分が、カットされたものと違う形で現れて」います

2016-01-15_001216.png

波形が天井に張り付いてぺったんこになっているのがお分かりでしょう。
狭い箱に風船を入れて膨らませたら、壁に張り付いて四角くなりますね。
丸いのが四角くなったらジャキジャキする。そんなイメージです。

2016-01-15_001155.png

詳しい数学的なことは言わないので、気になる方は「歪み系 原理」とかでググりましょう。


いよいよノコギリ波でやってみよう

やっと楽器っぽい音が出せます。嬉しいです。

当たり前な1本のノコギリ波です。
音声




命を刈り取る形をしてるだろ
2016-01-14_233039.png

周波数はこんな感じ。
2016-01-14_233112.png

440Hz, 880Hz, 1320Hz, ....てな感じで、周期的に並んでいます。
この場合440Hzを「基音」それ以上を「倍音」といいます。
覚えてなくていいです。気になる方は「フーリエ級数」でググろう。

2016-01-14_233129.png
ちなみにピュアノコギリはこんな感じで出してます。


おまちかね、ノコギリ波にフィルタをかけよう

何はともあれ聞けよ。

ノコギリ波+フィルター+レゾナンス+サチュレーション
音声



なんだかビヨビヨしてきませんか。

波形も良い感じにぶっ壊れてます。
2016-01-15_001337.png

スペクトルは歪み系入れると複雑な音に埋もれますね
2016-01-15_001355.png


新概念「エンベロープ」

ご存じの方も多いと思うので特に言いませんが、
一回音出すたびにフィルタを上げ下げするってことです。

今までの流れで、フィルタが音色の雰囲気を大きく変えることは分かったことでしょう。
つまり「最初はガッといって途中からスゥーと響く」みたいなのもできます。

2016-01-14_235057.png

エンベロープ設定後
音声





MIDIを適当に並べると

2016-01-15_001416.png

音声




おわり……

M3-2015秋 新譜情報

お久しぶりです。
新譜の入稿が完了し、事故さえなければ無事M3に参加できそうです。
以下情報です。

----------
2015 10/25(日)
M3 @東京流通センター

第一展示場 H-09b "9's factory"

新譜 "in Language, the Serious Discommunication."
頒布価格 1000円
※現在、委託などの予定はありません。


jacket design: henosiris

----------
Tracks
01. machine
02. BBT
03. qromajutz
04. examination
05. coffee
06. Luminescence
07. foreigner
08. Reset
09. Escape from the CAGE
10. 夢想終点
11. discommunication
12. Human

Bonus Track
13. ıɐʞǝs ɐɹɐuoʎɐs
----------
Vocal
結月ゆかり (Tr. 10, 11, 12)
IA (Tr. 10)
波音リツ (Tr. 13)

Guitar
Kurene (Tr. 13)
----------
クロスフェードデモ(頒布版では多少マスタリングの具合が異なります)


今の私に出せる全力で臨みました。
まだまだ未熟かとは思いますが、コンゴトモヨロシクお願い致します。

M3-2015秋, 当選

M3当選しました!

2015, 10/25(日)
第一展示場 2階 H-09b
にてお待ちしております。

新譜
in Language, the Serious Discommunication. (仮)

価格
1000円 (予定)

委託
未定

現在新譜に向け作業を進めております。
ジャケットやトラックリストなど、決まり次第随時更新していきます。

サークルカット
circle2.png

Sylenth1でPWM

みんな大好き定番ソフトシンセのSylenth1であるが、パルス幅が3つしか選べない。
十分といえば十分なのだが、やっぱりパルス幅は自分で決めたい!
……と思うことがあるかもしれない。ついでに言うとパルス幅変調(PWM)もしたい。

というわけでやってみた。

まずは普通の矩形波である。
01_pulse_setting.png
01_pulse.png
音声



あーすごい矩形波。四角いわー。

そして私は、考えもせずに「もう一個重ねたらPWMできるっしょ」と言って矩形波をもう一つ用意した。
02_pulseinv_setting.png

そして位相を動かすとそれっぽい音が出て、満足満足。
音声




しかし私は気付いてしまった。
02_pulseinv.png
FL-chanがこっちを見てる
こんなのパルス波じゃない!!


考えれば当たり前なのだが、位相のずれたパルス波の組み合わせでは波高が三段階存在してしまう。
こころなしか一本のパルスより音も太い。

ぶっちゃけわざわざSylenth1でパルス波1本だけとか使わないでしょ
と言って諦めかけたが、ふと気付いた。
逆方向のノコギリ波二つ足したら矩形波になるのでは
pulse.png

というわけでやってみる。

03_sawinv_setting.png

03_sawinv.png
そこにはまごうことなきパルス波が!
音声




片方の位相を揺らしてみる。
音声




こうして、Sylenth1での任意パルス幅が実現したのであった。
ちなみに内部LFOでPWMさせる場合は、逆相ノコギリ波をPartBに置けば良い。

ただし、Sylenth1は発音のたびに位相がずれてパルス幅が変わってしまうので、
RetriggerはONにする必要がある。

簡単にできますが一応パッチを置いときます
PWM.fxp
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ここは廃墟

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